農産物貯蔵システム(低温高湿保存庫)
Last Update 2001.06.01
農産物の長期貯蔵には品質保持のため0℃近傍での高湿度維持が必要ですが、これまでは水の氷結が障害となってその有効な手段がみられませんでした。そこで水滴の微粒化によって0℃近傍での湿度制御を可能にした加湿システムと自然対流方式(無風状態)による温度の制御とで構成されたシステムを開発し低温域での高湿度の制御を実用化させました。加湿システムの特長として一定粒径以下の水滴粒が氷点下においても凍結することなく過冷却水となりこれが気化して相対湿度を高めることに着目し、0℃近傍で90〜98%の高湿度を達成させることができるようになりました。
低温高湿保存庫
馬鈴薯貯蔵庫
加湿噴霧状況
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